ギャンブル依存症の治療方法

前回の続きです。


 前回の記事 >> どこからギャンブル依存症?


もしも万が一、仮に(そうではないと信じますが)、自分が「ギャンブル依存症(パチスロ依存症)」であった場合に、どのような治療方法がとられるのかについて調べてみました。



パチスロリール



まずはじめに、この「○○依存症」というのは、 “精神疾患” という、れっきとした “病気” です。


その内容は、あることを繰り返し行う(刺激を受け続ける)ことにより “脳の働きが麻痺する” というものです。


アルコール依存症やカフェイン依存症などが有名ですが、最近では “スマホ依存症” などという現代人特有の依存症まで登場しました。


そして、これら依存症患者の特徴は、“自らは依存症であることを認めない” ことにあります。

さらに、認めたとしても、本人の意思だけでは止めることができないので「依存症」なのです。


病気の症状としては、不眠やめまいが起こり、イライラや頭痛に悩まされることもあります。


そして、この依存症になる原因は「ストレス」だと言われています。


強いストレスによるイライラや “落ち込み” などの感情に抗うため、人は、たとえばお酒を飲んだりなどして、気持ちを高揚させて “リフレッシュ” します。

しかし、この高揚感は一時的なものでしかないので、そのうちに何度も繰り返すようになってしまうのです。


そして、一時的な高揚感を何度も繰り返しているうちに、脳みその「快楽中枢」と呼ばれる機能が低下します。


脳みそ


その結果、“今までの刺激では満足できなくなってしまう” のです。


なるほど


とてもよく理解できます。
(とてもよく理解できること自体が、よくない気もしますが・・・)


そして、依存症の治療は、できるだけ「予備軍」のうちに発見して、対処することが必要なのだそうです。


では、その治療方法としては、どのようなことが行われるのでしょうか。


 ⇒ 基本は “断食” を行うのだそうです。


そのために “入院” をしたり、もしくは “外来” を繰り返します。


治療の内容は、「教育的集団精神療法」と呼ばれるもので、 同じくギャンブル依存症の人たちのグループに入って、グループワークなどを行うことにより「規則正しい生活(=断食)」を目指すのだそうです。


具体的に行われることは、

  ・体操などの早朝活動
  ・ミーティング
  ・勉強会
  ・スポーツ
  ・登山などの集団行動

などです。


「そんなことは自分でもできる」と思いがちですが、それが出来ないから「依存症」なのです。


そして、「断食」に失敗しないために実践すべきこととして、以下の2点があげられています。

 ・余分なお金を持ち歩かない
 ・パチンコ店の前を通らない


なるほど、その通りだと思います。


しかし、都会で暮らしたり、仕事をしている人にとって、「パチンコ店の前を通らない」などというのは、かなりハードルが高いのではないでしょうか。

・・・などと、言い訳をしている時点で、やはり自分はギャンブル依存症(予備軍)なのかもしれないと思います。


 
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