カジノ法成立 オンラインカジノはどうなる

「カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法(カジノ法)」が参院本会議で可決しました。

同時に、内閣の支持率は低下しているようです。


産経新聞社とFNNが21、22両日、世論調査を行った結果、安倍晋三内閣の支持率は42・1%で前回調査(6月16、17両日)から2・5ポイント下落し、不支持は1・7ポイント増の47・3%となった。
 22日に閉会した通常国会で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法が成立したことに関連し、IR設置による経済効果や地方活性化に「期待する」と回答したのは31・3%、「期待しない」は62・0%に上った。(後略)


どうやら、世間一般のカジノ(ギャンブル)に対するイメージは良くないようです。


しかし、いずれにせよ、このまま順調に(?)行くと、2023年には “国内初の合法カジノ” が成立する見込みとなりました。


カジノ法成立でどうなる



では、この「カジノ法」成立により、オンラインカジノはどうなるのでしょうか?

現在、グレーゾーンと言われているオンラインカジノも “合法化” され、日本国内にオンラインカジノ(運営団体)が誕生することになるのでしょうか?


(残念ながら)そうはならないと思います。


そもそも今回の「カジノ法」は、ニュースによっては「IR実施法」と言っているように、“カジノを実施する法律” ではなく、“IRを実施する法律” なのです。

IRは、「Integrated Resort」の略で、国際会議場や展示施設、ホテルなどが一体化した施設のことです。

そして、「その施設の中にカジノも設ける」というのが、今回の「カジノ法」の趣旨です。


しかも予定では、その施設の中にカジノが占める面積は “3%以下” となる見込みとのこと。


その施設内のカジノが “オンライン配信” を計画し、政府がそれを認めることにでもなれば話は別ですが、今の状況を見ると、そのようなことにはならないように感じます。


当面は、(合法)カジノで遊びたい場合は、飛行機に乗って海外に行くか、インターネットを介して海外のサイト(オンラインカジノ)にアクセスするしかなさそうです。


 以前の記事もどうぞ >> オンラインカジノって何?




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