カードカウンティングの考え方 ブラックジャック

ほとんどのカジノでは、「ブラックのジャック」のテーブルは6組(もしくは8組)のカードを混ぜてゲームが進められます。

一組だけを使用すると、残っているカードを覚えられてしまうからです。


以前の記事で、映画「レインマン」の話をしました。




「レインマン」の動画視聴・あらすじ | U-NEXT


  以前の記事はこちら >> 攻略法が存在するギャンブルは何?


映画の中では、サヴァン症候群の兄レイモンドが残っているカードを全て記憶することができるため、ブラックジャックで大勝ちしていくのです。


このことから、「全てのカードの動きを記憶することが出来れば、ブラックジャックは勝つことができる」という考え方が生まれます。

そして、この考え方を理論的にシステム化(公式化)したものが、「カードカウンティング」と呼ばれる攻略法です。


記憶


カードカウンティングをはじめてシステム化したのは、米陸軍の将校であったと言われています。

ディーラーのカードとプレーヤー側の2枚のカードから、「この次はどのように攻めるべきか」という基礎的な攻略から “公式化” していったのだそうです。


攻略までに3年の年月がかかったということですので、理論的にはとても難しいものなのでしょう。


しかし、カードカウンティングの考え方そのものはとても単純だと思います。


例えば、一組のカードを使ってゲームしたときに、一回目のディールで4枚の「A(エース)」が全て出てしまった場合、次以降のゲームについては、

  “ブラクッジャック” はもう出ない

のです。


同じような考え方は、絵札についても言えます。


逆に、エースや絵札が全然出てこない場合、その後に “ブラクッジャック” が出る確率はどんどんと高くなっていきます。


さらに、ブラックジャックでは「ディーラーは17以上になるまでカードを引き続けなければならない」ので、このケースでは、ディーラーは、逆にバーストする確率が高くなっているのです。


 


このような考え方を、きちんと公式化したものが「カードカウンティング」です。




関連記事