ブラックジャックの考え方

前回は「ブラックのジャック」の遊び方についてまとめました。


  前回の記事はこちら >> ブラックジャックの遊び方


今回は、ブラックジャックの “考え方” です。


ブラックジャックは、知れば知るほど面白いゲームだと思います。

そして、プレイヤー側の技術(攻略法)が介入する余地が十分にあります。


前回、“ブラックジャックでは「21」を目指してはならない” という話をしました。


それは、テストで100点をとろうとするようなものです。


100点


授業で行う実力テスト(確認テスト)ならまだしも、入試や資格試験などでは、100点をとる必要はありません。


必要なのは、“合格点” です。


そして、ブラックジャックの場合は、“ディーラーに勝てば良い” のです。


そして、“ディーラーに勝つ” ためにすることは、「デーラーより高いポイントで上がること」ではありません。
(もちろん、高いポイントで上がっても勝てますが。)


目指すべきは、

  ★ ディーラーをバーストさせること ★

そして、

  ★ 自分がバーストしないこと ★

です。


ブラックジャックには、「ディーラーは17以上になるまでカードを引き続けなければ(ヒットしなければ)ならない」というルールがあります。


そして、17以上となったときに、ディーラーがバーストする確率は『約3分の1』なのです。


ブラックジャックでは、「10」「J」「Q」「K」のカードは全て「10」です。


カードいろいろ


すると、単純計算で、カードを引いたときは『約3分の1』の確率でそのカードは “10以上” であることになります。


ですから、自分がもう1枚ヒットするかどうか悩んでいるとき、あるいはディーラーがもう1枚ヒットしようとしているときは、とりあえず、そのカードは「10」であると考えてみると良いかもしれません。


そう考えて、「自分はバーストせずに、ディーラーをバーストさせる」ために必要なのが、

  ★ 「17」以上になったらスタンドする ★

ことなのです。


 


決して、もう1枚ヒットして「20」や「21」を目指してはいけません。




関連記事