パチスロの確率と独立事象

パチスロ機やパチンコ台には “大当たり確率” というものが設定されています。


確率イメージ


例えば、私の大好きな「リング 呪いの7日間」というパチスロ機の “ロングフリーズ” の確率は “65536分の1” と、とてつもなく分母の数字が大きいです。

その一方で、通常ボーナスである “貞子ボーナス” の確率は、(設定によっても違いますが)だいたい “200分の1” 前後とされています。


しかし、実際には、ロングフリーズに遭遇したことは結構ありますし、逆に、通常ボーナスで200回以上ハマることもしょっちゅうあります(というより普通です)。


それはいったい何故か?


パチスロの盤面で起こることは全て “独立事象” だからです。


独立事象というのは “唯一無二の存在” であるということです。

わかりやすく言うと、その前に起こったことは、その次に起こることに何の影響も与えないということです。


大当たり確率200分の1と聞くと、200回まわせば大当たりを引くように思いがちですが、それは大間違いです。


何回まわそうと、“毎回の確率” が200分の1だからです。





例えば、大きな袋に200個の玉が入っているとします。

このうち199個は白い玉で、たったひとつだけが大当たりの赤い玉です。


200個のうちのひとつですから、袋から赤い玉を取り出す確率は200分の1です。


そして、1回目をハズし、2回目に赤い玉を取り出す確率はと言うと、

199分の1のように思ってしまいがちですが、独立事象(パチスロ)の場合は違います。


1回目がハズレだった場合、2回目の玉を引く前に “ハズレの白い玉を袋に戻す” というルールがあるからです。


ですから、何回引こうが、確率はずっと200分の1です。


こういったこともあり、私は “天井機能” が付いている台(機種)以外は打たないことにしています。


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