オンラインカジノは犯罪

パチスロ店のトイレ内にこのような掲示を見つけました。


　


これは、驚きました。

パチスロ店のトイレにあることもそうですが、「オンラインカジノは犯罪」と言い切ってしまっているからです。

何故ならば、私の中では「オンラインカジノは違法ではない」もしくは「グレーゾーン」という認識だからです。


オンラインカジノが犯罪である理由については、以下の『消費者庁』と『警察庁』のwebサイトにて説明されています。

　　こちら ＞＞ 日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です! | 消費者庁
　　　　　 ＞＞ オンラインカジノを利用した賭博は犯罪です！｜警察庁Webサイト

　オンラインカジノは、海外の事業者が合法的に運営しているものであれば、日本国内で、個人的にこれを利用しても犯罪にならないと考えていませんか？
　海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です。
　実際にオンラインカジノを利用した賭客を賭博罪で検挙した事例もあります。

　賭博は犯罪です。絶対にやめましょう。

　※　賭博罪　　　賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料
　　　常習賭博罪　常習として賭博をした者は、３年以下の懲役

（「警察庁Webサイト」より）

海外のサイトにアクセスした場合であっても、本人（プレイヤー）は日本国内に居るため、「日本国内で賭博をした者」にあたり、刑法第185条に抵触するというわけです。





さらには、「実際にオンラインカジノを利用した賭客を賭博罪で検挙した事例もあります。」とまで書かれています。

ですが、これはあくまでも「検挙した事例」です。

つまり、司法（裁判所）の判決が出たわけではありません。


　検挙・逮捕 ＝（イコール）有罪 と思われがちですが、そうではありません。


事実、オンラインカジノでプレイしたことで起訴された人物が、それを不服とし、弁護士を通して争ったところ、“不起訴” となった事例もあります。

　　以前の記事をご参照ください ＞＞ オンラインカジノは違法か


　


いずれにせよ、「オンラインカジノは違法か」という問題については、まだまだ “グレーゾーン” な状態が続きそうです。

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