懐かしのパチスロ機 セブンボンバー

私のパチスロ歴は、気付けばもう30年以上になるのですが、その長い歴史の中で、あえて “懐かしのパチスロ機” を一台あげるとするならば、それはバルテック社の「セブンボンバー」なのかもしれません。


セブンボンバー


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ネットで調べると、「平成3年に登場」となっていますので、今から27年前の台ということになります。


当時の私は、パチスロ専門ではなく、どちらかというとパチンコの方がメインであったような記憶もありますが、このセブンボンバー機によって、はじめて “目押し” のコツのようなものを覚え、さらに “連チャン” や “ハイエナ” といった、パチスロの基本となる要素を手に入れたように感じています。


このセブンボンバーは、ボーナスの出玉のみでコインを増やしていくオーソドックスなパチスロ機です。
(当時のパチスロ機は全てそうであったようにも感じますが・・・)


そして、この台の最大の特徴は “貯金システム” と呼ばれる仕組みを搭載していた点です。


「目押しができない」などの理由で、成立(規定)ゲーム内に揃えられなかったボーナスフラグが “貯金” され、“放出モード” に突入すると、それまで貯金されていたボーナスが一気に(あるいはその一部が)放出されるのです。

いわゆる今では当たり前になった “連チャンモード” 突入の快楽をはじめて味わったのが、この台のように思います。


そして、この “貯金システム” があるためか、このセブンボンバーは、“目押しがしやすい” ような工夫(デザイン)が施されていました。


赤7が、光の反射でキラキラ光るラメ調の加工(プリント)になっていたのです。


それまでの私は、まともにリールの回転を目で追おうとしていたので目押しがうまく出来ていなかったのですが、この台のおかげで、「止めたい図柄の “一部の” 特徴だけを捉えて、それを狙うようにすればよい」ということに気付いたのです。

それ以降は、図柄の色ばかりでなく、大きさ(横幅の長さ)、あるいはリールの継ぎ目の出っ張りなど、とにかく手がかりになるものを見つけて目押しをするようになりました。


この台との出会いがなければ、おそらく一生、目押しという行為の意味を知ることもなかったかもしれません。


そして、前述のように “貯金システム” を搭載した台ですから、他の人の打っている台にフラグが発生したのを見つけたときは「外せ、外せ」と願うようになります。


いわゆる “ハイエナ行為” の始まりです。


そういった思い出がいっぱい詰まったセブンボンバーですが、当時、よく似た台に「ワイルドキャッツ」というパチスロ機もありました。


ワイルドキャッツ


ワイルドキャッツは、貯金率が100%でなかったことや、図柄がセブンボンバーに比べて目押ししづらかったことなどもあり、積極的に打ってはいませんでしたが、セブンボンバーと同様に思い出の台のひとつです。






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